次回に続き
月ごとではありますが
一般的な行事や文化を紹介していきます
今回は「6月」の行事などの意味や歴史を紹介してきます。
6月1日 衣替え 気象記念日 電波の日
6月1日と10月1日は、
「衣替え」とされています。
日本で衣替えは平安時代に宮中で始まった行事とされています。
その始まりは、中国の習慣だったものが日本に伝わり、
行事として定着したともいわれています。
気象記念日は、気象庁の前身の東京気象台が設立された記念日として、
1942年に制定されました。
1950年電波の日も同様に記念日として制定され、
この時、無線電波が廃止され、電波法や放送法電波管理委員会の設置など
電波三法を施行し、民間に放送局が開局されました。
6月5日 芒種 (ぼうしゅ)
二十四節気の一つ。陽暦で6月5~6日頃。
旧暦では5月前半、
芒種とは、稲や麦の芒(のぎ)のある植物の種を指し
麦などを刈り稲を植える時期という意味になるそうです。
6月10 時の記念日
1920年、
時間を守り生活を改善・合理化を図ろうと、
東京天文台などが制定した記念日となります。
6月10日=旧暦の4月25日に、
日本で初めて漏刻が設置された(水時計を設置した)
という日本書紀の記述に基づいたそうです。
6月11日 入梅
入梅は雑節の1つで、
「梅雨」に入ると言う意味となります。
芒種から5日目の6月11日頃と決められて、
地方やその年によって微妙に日付は変わるようです。
「梅雨」とはこの時期に梅の実が熟すので、
梅雨との名がつけられたようです。
旧暦では5月頃がこの梅雨の時期になります、
五月雨(さみだれ)とはこの事から、梅雨と同じ意味を指します。
6月20日 父の日
アメリカのジョンブルース婦人が、
男女平等の観点から、
母の日に対して父に感謝する日を持とうとの
運動を行ったのが始まりとされています。
日本では1950年代あたりから
徐々に普及し広がっていきました。
6月21 夏至
二十四節気の一つ。
太陽が北回帰線の真上に来たとき(図の1番上の線)
太陽が最も北に片寄るため、
北半球では日照時間が一番長くなります。
このため北極などでは、白夜となり地平線に太陽が沈むことなく
反対に南極では、太陽が出ることなく長夜と呼ばれる現象が起こります。
6月28日 貿易記念日
1859年
徳川幕府が約300年にもわたる
鎖国政策を解除し、アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・オランダ
の5カ国との自由貿易を宣言しました。
この日が太陽暦では6月28(旧暦は5月28日)にあたるため
この日を貿易記念日と定め1963年頃から実施されています。
6月その他地方などのイベントや行事をざっくり紹介
■6月1日
鮎漁解禁日
水郷潮来あやめ祭り(~30)
■6月3日
横浜みなとまつり
■6月4日
虫歯予防デー
■6月5日
世界環境デー
ハーリー(祭り)(沖縄)
■6月6日
せっぺとべ(鹿児島)
■6月9日
鳥越祭り(東京都台東区)
■6月14日
御田植神事(大阪府住吉区)
百万石祭(石川県)
■6月15日
山王祭(東京都千代田区)
チャグチャグ馬コ(岩手県)
■6月17日
海外移住の日(記念日)
■6月22日
姫路浴衣祭り(兵庫県)
■6月23日
沖縄慰霊の日
オリンピックデー
愛宕千日詣り(東京都港区)
■6月30日
夏越(神事)