次回に続き
月ごとではありますが
一般的な行事や文化を紹介していきます
今回は「7月」の行事などの意味や歴史を紹介してきます。
7月1日 山川海開き・半夏生・更生保護の日
7月1日は、「〇開きの日」として、登山シーズンなどが始まります
半夏生とは、雑節の1つで、半夏(烏柄杓)という
毒薬草が生える頃と言われています
梅雨明けの時期ですが、よく大雨が降るので、
半夏雨とも言われています。
7月7日 七夕・小暑
七夕は旧暦の7月7日の行事でしたが、
新暦でも7月7日(8月7日の場合もあります)に行われています。
本来七夕は、身についた穢れを笹竹に托して水に流す祭儀です。
日本古来の麦の収穫祭と中国の星祭りなどが
合体したものとされます。
すでに奈良時代などには、貴族などに普及していました。
小暑とは二十四気の一つで、
夏至の15日後を指します、太陽暦で7月7日ごろになります。
7月12日 標準時間記念日
1886年7月12日
見本全国の時間が統一されました
北海道の端と九州の端では1時間以上のズレがあり
このズレをなくすために、兵庫県の明石市を通る東経135度の時間を
「日本標準時」と定めました。
この統一を記念する日として
7月12日は標準時間記念日となりました。
7月15日 旧盆 盂蘭盆 中元
お盆は旧暦だと7月15日の行事でした。
現在は8月15日に行うところが多く
基本的なお盆休みとは8月のお盆となります。
中元は、中国の歴訪に基づく物です。
正月の15日を上元、7月15日を中元、10月15日を下元といい、
年中の折り返しなどを指す意味があります。
7月19日 海の日 土用
海の日は祝日で、「海に感謝する日と共に、海洋国日本の繁栄を願う」
として、1996年に制定されました。
土用とは、雑節のひとつで、
小暑の後、13日目からを指します。
基本的に、夏の時期を指す言葉です。
ちなみに土用の丑の日とは
この土用の期間の丑の日のことを言います。
約18日間の土用の期間 12日周期で割り当てられている十二支が
「丑の日」にあたる日のことです。
土用入りの7月19日~8月6日頃は、
一年内一番暑い時期とされ、
寺院仏閣では、宝物などの虫干しが行われるそうです。
7月22日 大暑
24節気の一つ
小暑と立秋の間を指します。
この頃が一番暑いという意味もあります。
また大暑の終わりは夏の終わりを意味するので、
そろそろ夏も終わりとの意味もありますが、
現在では、まだまだ暑い時期です。
7月その他、地方イベントや行事などをご紹介
7月1日
富士山祭り(山梨)
祇園祭(京都)
博多祇園山笠(福岡)
7月6日
入谷あさがお市(東京)
7月9日
四万六千日(縁日)
浅草ほうずき市(東京)
7月11日
岳の幟(長野)
7月14日
那智の火祭り(和歌山)
天王祭(全国)
7月19日
浜降祭(神奈川)
7月20日
恐山大祭(青森)
7月22日
うわじま牛鬼祭り(愛媛)
7月23日
相馬野馬追(福島)
陶器祭り(大阪)
7月24日
天神祭(大阪)
7月30日
住吉祭り(大阪)
7月31日
芦ノ湖湖水祭り(神奈川)
7月下旬頃
隅田川花火大会(東京)