皆様 久方ぶりです
今回の記事は
「見ている色が動物によって違う」です
私たち人間が見ている世界・色は、まあ見たままの世界ですよね。
実は、動物の種類によって見えている色が違うんです。
よく昔は「犬や猫などはすべて白黒にしか見えない」なんて聞いたことある人もいるでしょう
しかし現代では、「動物も色を認識している」と言うことがわかっています。
それでも動物の種類によって見えている色は違うようです
突然ですが
■いきなり「錐体」(すいたい)の解説です
錐体細胞(すいたいさいぼう、英: cone cell)とは、視細胞の一種。 名前はその形態から。 網膜の中心部である黄斑に密に分布する。 錐体視細胞, 錐細胞、円錐細胞などともいう・・・・。
簡単に言うと・・・
動物は、錐体(すいたい)という目にある細胞の中にある
タンパク質の「オプシン」によって色を見分けています。
まあ錐体は光センサーみたいな感じ?です
なので、光センサー(錐体)の数が多いほど見分けている色が多い
ということになります
ちなみに 人間やチンパンジーは錐体が3種類あります。
赤・みどり・青 の三色の光にそれぞれよく反応し、この三色の組み合わせで細かい色まで認識しています。
犬・猫・ウシ・ウサギ・ねずみなどの大体の哺乳類は、2種類の錐体があり
赤と青の2色の組み合わせで色を認識しているようで、
人間ほど細かい色の識別が出来ていないようです。
特に赤と緑の区別が苦手なようで
人間が赤リンゴを赤に見えてる色は、猫には青リンゴのように緑に見えるみたいです。
ちなみに・・
人間よりさらに色の識別が出来ている動物は
「は虫類や鳥類」です
なんと4種類の錐体の種類があり、人間に見えない紫外線までも
認識できるようです
紫外線対策バッチリですね・・。
さらにさらに。魚やカメなんかで4種類以上の
錐体の種類がある動物もいるようですよ・・
いってえ・・どんな世界が見えてるんでしょうね・・。
虫も上記と仕組みが違いますが、チョウチョとかは
センサーが6つもありそのうち4つを使って
細かい色を見分けているらしいです
虫と言えば、花ですが
花は花で特定の虫にだけわかるように・特定のわかりやすい色に咲き(特定の虫に花粉を運んでもらうため)
色々な色の花があるように進化したというお話もあります。
ちなみに虫から見た花はこんな感じだそうです
幻想的ですね・・・・。
お話が少しそれますが
世界一視力がいい動物は
「ダチョウ」のようです
40m以上先を歩いている蟻(アリ)の動きすらもよく見えるといわれています。
ダチョウは例えば普通に遠くを見るだけなら、10kmほど先まで見通すことができるといわれています。
まあ何を持って「目がいい」というのは判定が難しいですね。
ほとんどの鳥の仲間は視覚情報を人間よりはるかに速く処理でき
タカの目なんかはスローモーション?で世界が見れるなんて話もあるくらいですし
カエルは、暗闇の中でも色を見分けられる目を持つ唯一の脊椎動物と考えられています。
それでは・・そろそろ私「目」が疲れてきましたので
今回はここまでにしたいと思います
ではでは!