その他の雑学

5分で大人の雑学~③ 裁判の流れ・費用は?


今回は

「5分で大人の雑学・裁判とかのお金っていくら?」です

裁判~と言っても具体的にどれくらいお金がかかるのか?

ざっくりと書いていきます

裁判の大まかな流れ

 

まず、大まかな流れとして

何かしらの訴えがあるとします

訴える人はそれを裁判所に

受け付けてもらい、訴状を作ります

一方、訴えられた人は裁判所からその訴状が届きます

裁判所は両方に口頭弁論の呼び出し・期日の決定をします

また両方の答弁書などを

受理送付したりした後に審理へと入り

審理の結果が、和解や判決となります。

刑事裁判の大まかな流れ

 

上記、民事裁判が個人法人の訴えとしたら

刑事裁判とは国家を代理した「検察」の訴えとなります

民事裁判は弁護士をつけなくてもいい場合がありますが

刑事裁判で、3年以上の罪にあたる裁判は

弁護士がいなければ裁判は開けません。

逮捕されると48時間以内に「送検」

(検察に事件の手続きが送られること)

24時間以内に「拘留」されます

(長ければ20日間、身体を拘束される)

訴えの内容によって裁判内容が変わり

略式裁判・通常裁判などがあります。

略式裁判の場合

 

略式の場合は裁判所に行く必要はありません。

痴漢や小さな交通事故などや

100万円以下の罰金などにあたる罪の場合

大体の場合は略式裁判となります

自宅宛に起訴状と罰金の納付書が送られ

罰金を支払ったら、刑罰を終えたことになります。

通常裁判の場合は

 

通常裁判は

法廷で期日が開催されて、裁判官の前で被告人として

裁かれることになります

大きな事件の場合は陪審員がつきます

すべての証拠調べを終えて後、

双方からの意見陳述が終わったら

起訴・不起訴・執行猶予などの

判決となります。

弁護士費用の相場は

 

弁護士費用の相場は・・

実は定められていないんです

弁護士の場合は弁護士が自由に決めていいことに

なっているのが実情です。

各弁護士会で実施している報酬基準を

用いている弁護士が多いそうです

 

一般的な金額で言えばまず

「相談料」が1時間5000~10000円ほど

法人の場合は上記より高くなることも・・。

相談して依頼することが決まったら

「着手金」が発生します

着資金は民事裁判なら

解決したとき依頼者がもらえる額や

経済的な利益などによって変動します。

着資金は大体20~50万と幅広いです

このお金はは裁判で負けても戻ってきません。

 

さらに裁判で勝った場合は「報奨金」

が発生します

これは成功報酬みたいな形で

大体20%の成功報酬設定が多いようです。

さらに交通費などの実費

出張が必要ならば出張費も依頼人負担です

出張費は1日5~10万円が多いようです。

上記にも書きましたが、

絶対的な「相場」がないので

弁護士の中には「手数料」などの名目で

別の形態の料金や独自の料金体系を

採用している弁護士もいます。

ただ、弁護士は依頼を受けたとき必ず

弁護士費用をきちんと説明した上で

委任契約書を作成する義務がありますのでご安心を。

裁判のお金

 

まず「刑事裁判」は

国(検察)が起こす裁判ですので

裁判費用はかかりません

「民事裁判」の場合は

裁判所に納めるお金があります

「手数料」(印紙代)

訴訟の額によって変動します

訴訟額100万円なら印紙代は1万円などです

訴訟を相手に送るなどの費用「予納郵券」

被告1人あたり大体6000円ほど。

この費用は簡単にいうと

裁判で負けた方が全額負担が原則です。

また勝訴の場合一部弁護士費用も

敗訴側が負担する場合があります。

裁判費用などに余裕がない場合

 

お金に余裕がない人たちなどのために

「民事法律扶助」を行っている機関があります

日本司法支援センターという機関で

「法テラス」の名称で知られています

弁護士費用を立て替えてもらったり、

相談したり出来ます

法テラスと契約している弁護士に

3回まで無料で相談できるそうです。

費用は立て替えなので返済はありますが

無利息で分割払いも出来るそうですよ。

裁判費用まとめ

 

裁判費用まとめとして

弁護士費用は

相談料が1時間約5000~10000円ほど

+「着手金」+「成功報奨金約20%」

など、申し立てた額などによります。

着手金は大体20~50万と幅広いです。

裁判書に納めるお金=「印紙代」+「予納郵券6000円ほど」

印紙代は申し立てた額が

100万円なら1万円 1000万なら5万円

3000万円なら11万円です。

おおまかに言うとですが、

最低でも1万6000円~2万円ほど、

裁判の内容によりますが

これにもし弁護士代金を入れるとすると

ざっくり約30万円~位は裁判費用が

発生するようですね。

 

 

今回はここまでです

ご愛読有り難うごいました。