今回は
なんとなく今日の雑学シリーズ③ おみくじのあれこれ
です
初詣などでおなじみの
「おみくじ」ですが
末吉と小吉はどっちがいいのか?
意外と知らないおみくじのお話です
おみくじの元々
おみくじは元々 古代に
神社などで国の後継者を決めたり
政治の決まり事を選択する際に
吉凶を占い、神の真意を知るために
くじを引いていたことが由来とされています
おみくじとしての形は
鎌倉時代初期から行われていたようで
一般的には江戸時代から
今の形で定着したそうです
おみくじ吉凶ランキング
(一般的な場合)
1位 大吉
2位 吉
3位 中吉
4位 小吉
5位 末吉
6位 凶
となっています
末吉は吉の中の末と覚えると
わかりやすいですね。
一般的にはおみくじの効果は次にひくまで
とされています。
その他変わったおみくじの結果
上記一般的なおみくじ以外にも
いくつかおみくじの結果があったので
ご紹介します
例えば大吉の上を行く「大大吉」があります
さらに「向吉」という結果があり
どちらにしてもいい方向に向かうと言う結果だそう
これらはビリケン様で有名な松尾稲荷神社には
昔から「大大吉」「向吉」が存在するそうです
同じように実は「大凶」や「大大凶」も珍しい部類に入ります
さらにもはや意味がわからない
吉凶未分末大吉(よしあし未だ分からず末大吉)
凶後大吉
吉凶相交末吉
おっかない恐
などもあるそうです。
上記は京都の神社にあるおみくじ結果で
神社によって様々ですので、調べて
巡っても楽しいかもですね。
おみくじのマナーとは
おみくじには
色々な種類や結果があり
神社によっても吉の立ち位置が違ったり
変わった結果があったりとその種類は様々です
ただ基本的なマナーとして
おみくじはお参りの「後」とされています
手水舎で手と口を清め
神様や仏様へご挨拶してお参りを済ませてから
解決したいことや気になっていることを
心に思い浮かべ、おみくじをひくのが良いそうで
また、おみくじは結んでも結ばなくても
どちらも正解というのが一般的です。
通常おみくじは何回引いても問題は無いそうですが
最低一ヶ月空けないと行けない場合や
重複をタブーとされる神社
おみくじの種類によって違うなど
これは神社・人などによって考え方が違うようです
ただ基本的には年が変わるなど、用が済んだおみくじは
勝手に捨てず
神社(最寄りでもよい)に結んだりして
お返しするのが良いそうです。
おみくじは指針としての役割
「おみくじ」は単に運の善し悪しを
知る目的として引くのではなく
占いの一種ですので
現状どの位置に自分がいて
どういう気持ちで生活していくかの道しるべです
「凶」でもこれ以上悪くなることは無いと言われてるような物ですし
「大吉」はその逆に今一番いいときだから、悪くなるときに
備えましょうと言う意味にもとれます。
吉凶の結果よりも中身のアドバイスや
言葉だったり神託だったりの方が重要の方です。
今回はここまでです
ご愛読有り難う御座いました