その他の雑学

5分で大人の雑学~⑥ 風(かぜ)ってそもそもなに?


今回は

5分で大人の雑学~第6回

「風(かぜ)ってそもそもなに?」です

心地よい風、台風、強風沢山あります

その風とは?そもそも何なのかと

どこから吹いてくるんだろう?と、

ふと思ったことがあります。

風とはざっくりいうと

「空気の移動」です。

気象学では「大気の流れ」になります。

ざっくり気圧のそもそも

 

気圧とは空気の層です

地球全体を覆っている空気の層であり

その空気の重さなどによって

圧力が生まれる事を気圧と言います。

ちなみに地球上での

平均気圧は1013ヘクトパスカル

となっています。

なので1気圧は

1013ヘクトパスカルです

高い山の上で気圧が弱くなるのは、

空気の層がそれだけ薄くなっているからで

たとえば登山で山頂から

雲が下に見えるのは雲の層の上にいるからです

 

気圧差とは

 

気圧はお互いが

均一になろうとする性質があります

気圧の高い方から低い方へ空気を押し出し

その時に発生する空気の流れが

「風が吹いている状態」となります

風が強風・弱風はその気圧差によって

変化します。

ちなみにその時の風は

地球の自転や地表の影響で

気圧の高いところから低いところへ

「右方向」にずれて吹くそうです。

気団とは

 

空気の性質としては

「温かい空気は上へ冷たい空気は下へ」

「乾いた空気は軽く湿った空気は重い」

と言う性質があります

様々な地形や地域の特性によって

「気団」とよばれる

その地域独特の空気の特性があります

「大陸性・海洋性」

「熱帯・寒冷」

大陸性なら乾いた空気だし

海洋性なた湿った空気となります

またその地域の気温によって温度も変わります

これらの気団がぶつかり合ったり、

同じ場所に居座ったりして、

天候に大きな影響を与えています

「梅雨」「台風」なども気団の影響です

テレビでよく見る

「前線」とは

この気団がぶつかっている部分となります

天気図でよく見るあの線です。

地域ごとの風

 

ちなみに

大きく分けた風の種類ですが

「季節風(モンスーン)」

季節によって風向きを変え、

冬季は大陸から大洋へ

夏季は大洋から大陸へ向かって吹く風。

または季節限定で発生する風

夏から秋にかけて発生する「季節風+大きな低気圧」が台風

「偏西風」

南北両半球の中緯度地方の上空をいつも吹いている西寄りの風

偏西風の発生源は

熱帯地域の加熱を中心とする「ハドレー循環」と

極地域の冷却を中心とする「極循環」

二つの子午面循環(しごめんじゅんかん=地球表面を南北方向に割った断面)

の間の層厚の違いにより発生します。

数年に一度程度だが、稀に偏西風の蛇行が起き

日本の場合は基本的に偏西風が吹いている状態です

 

ちなみに・・・

飛行機に乗ったときに

帰りと行きの時間が違う場合がありますが

実は偏西風の影響で

特に強い偏西風の風は「ジェット気流」

と呼ばれ、風速360キロメートル

の強風が吹いています。

飛行機の航路は

西から東の時は偏西風に乗って

逆の時は偏西風を避けて飛ぶため

時間差が発生します。

風が吹く仕組みまとめ

 

風の仕組みをまとめると

まず太陽が地表や海を暖め

空気が暖められたり、冷やされたりします(気団)

熱によって暖められた所は

空気が膨張して分子密度が低くなり「低気圧」

逆に冷たくなった所は

空気が収縮して分子密度が高くなり「高気圧」

気圧の性質上、気圧が均等になろうと作用します

高気圧の空間から低気圧の空間へと空気が移動します

それが「風」となります。

ちなみにその風は地表面などの摩擦力により

徐々に弱まりいつかは消滅します。

 

今回はここまです

深くは詳しく調べると面白いかもです

ここまで読んで頂き

有り難うございました。